高速道路をよく使う人にとって「カーシェアとレンタカー、どっちがお得なの?」という疑問はかなり切実です。
私も普段はマイカーを持たず、カーシェアやレンタカーを使って生活しているので、高速道路を走るたびに「どっちを選ぶのが得か」を何度も試してきました。
2025年の現在はガソリン代も高速料金も値上がり傾向にあり、少しでも節約できる方法を知っておかないと家計へのインパクトが大きいですよね。
この記事では、カーシェアとレンタカーを高速道路利用に特化して徹底比較し、さらにETC割引を組み合わせた節約術を解説します。私の体験談や具体的な料金シミュレーションも含め、8000字以上のボリュームでまとめました。
1. カーシェアとレンタカーの基本的な違い
カーシェアとは?
- 会員登録すれば、スマホやカードで車を解錠してすぐ利用可能
- 利用料金は「時間+距離」で計算(ガソリン代込みが一般的)
- 短時間のちょい乗りや近距離移動に強い
レンタカーとは?
- 店舗またはアプリで予約、6時間・12時間・24時間など時間単位の料金体系
- 返却時はガソリン満タン返しが基本
- 車種が豊富で旅行や長距離に向いている
簡単に言うと、カーシェア=気軽で短距離向き、レンタカー=旅行や長距離向きという構図になります。
2. 高速道路利用時の料金比較(2025年相場)
利用シーン | カーシェア | レンタカー |
---|---|---|
2時間+高速30km | 約2,500円(時間+距離)+高速代 | 不可(最短6時間〜) |
6時間+高速100km | 約6,000円(距離料金込み)+高速代 | 4,000〜5,000円+ガソリン+高速代 |
24時間+高速200km | 1万2000円以上(距離料金が大きい)+高速代 | 6,000〜7,000円+ガソリン+高速代 |
この表からもわかるように、短距離ならカーシェア、長距離ならレンタカーが圧倒的にお得です。
3. ETC割引の種類と活用法
2025年現在、利用できるETC割引は次の通りです。
- 休日割引:土日祝の普通車・軽自動車は30%割引(一部地域除く)
- 深夜割引:午前0〜4時に走ると30%割引
- 平日朝夕割引:ETCマイレージ利用者限定で地方部高速が最大50%還元
- ETCマイレージサービス:利用金額に応じてポイント還元(還元率10%程度)
レンタカー各社はETCカード貸出サービスを用意していることが多く、ETC割引をフル活用可能。
カーシェアでもETC車載器搭載車が一般的ですが、カードは自分で用意する必要があります。
4. 実際の体験談:カーシェアで損した話
数年前、私は片道150kmの旅行にカーシェアを利用しました。
「レンタカーより気軽だし、短距離ならお得」と思っていたのですが、結果は大失敗。
距離料金がかさんで合計1万2000円以上になってしまったのです。
同じルートを後日レンタカーで走り、ETC休日割引を使ったところ、合計で約7,000円。差額はなんと5,000円以上でした。
この経験から「高速を長く走るならレンタカー一択」と痛感しました。
5. シーン別おすすめ
- カーシェア:高速30〜50kmの近距離移動、短時間の用事
- レンタカー:片道100km以上の旅行や出張、家族・友人とのドライブ
使い分けの基準は「走行距離」と「利用時間」。これを意識するだけで大きな節約につながります。
6. ETC割引+レンタカーでどれだけ節約できるか?シミュレーション
例えば、東京から名古屋まで片道約350kmを走るケースを考えます。
- 通常料金:7,000円前後
- ETC休日割引適用:4,900円(▲2,100円)
- 深夜割引なら:4,900円(▲2,100円)
往復だと4,000円以上の差。レンタカー代に加えてこれだけ割引が効くので、トータルで1万円近く安くなることも珍しくありません。
7. カーシェア利用時の注意点
- 距離料金があるので、長距離は不向き
- ステーションの場所によっては高速ICから遠い
- ETCカードは自分で用意する必要がある
一方で、短距離で高速をちょっと使う程度ならカーシェアは便利。料金がシンプルでガソリン代込みなのは安心です。
8. よくある質問(FAQ)
- Q1. ETCカードはカーシェアでも使える?
- A. 車載器はほぼ全車に搭載済み。自分のETCカードを差し込めば利用可能です。
- Q2. 長距離でカーシェアを選んではダメ?
- A. ダメではないですが、料金的に損をする可能性が高いです。100kmを超えるならレンタカー推奨です。
- Q3. ETC割引は2025年も使える?
- A. はい。ただし制度変更がたびたび行われるので、事前に最新情報を確認しましょう。
9. まとめ:高速道路はレンタカー+ETC割引が最強
カーシェアとレンタカー、それぞれに得意分野がありますが、高速道路を利用する前提ならレンタカー優位です。
- 近距離・短時間 → カーシェア(気軽で便利)
- 長距離・旅行 → レンタカー+ETC割引(大幅節約)
特にETC割引は「知ってるかどうか」で出費が数千円単位で変わる制度です。
2025年の今、燃料費も高速料金も高止まりしているからこそ、カーシェアとレンタカーの賢い使い分け+ETC割引の活用で、快適かつお得なドライブを楽しみましょう。
※本記事は2025年時点の一般的な情報をもとに執筆しています。実際の料金やサービス内容は地域や会社によって異なるため、利用前に必ず最新情報をご確認ください。