
【2025年版】冬こそ“車との距離”が近くなる季節|僕が大切にしている5つの習慣
冬って、なんだか車との距離がちょっと近くなる気がしませんか?
エンジンは冷たくて、タイヤはキュッと硬くなって、運転席に座ると空気が張りつめていて…
そんな季節の変化を感じるたびに、「ああ、また冬が来たんだな」って実感するんですよ。
僕は昔から冬のドライブが結構好きで。
いや、厳密に言えば「好きになってしまった」というほうが正しいのかもしれません。
冬の道路事情は厳しいし、正直言って面倒なことも多い。でも、だからこそ車と向き合える。季節と会話している気分になる。
そんな不思議な魅力があるんですよね。
この記事では、僕が冬になると意識している“5つの習慣”を紹介しながら、
「冬のドライブっていいなあ」と胸を張って言える理由をゆっくり語っていきます。
■ 1. 冬の朝は「車におはよう」を言う時間をつくる
冬の朝、車に近づくときのあの感覚。
なんていうんでしょうね…こう、ちょっと神聖というか、静けさの中に車が眠っているような感じ。
フロントガラスは薄く白くなっていて、ボディは冷たく光っていて、ドアを開けると「キュッ」という冬独特の金属音がする。
その一つ一つが、季節の会話みたいで好きなんですよ。
もちろん僕は車に声をかけたりは…ええ、まあ、しますけど?(笑)
「今日も頼むよ」とか「寒いなーお前も大変だな」とか。
誰かに聞かれたら恥ずかしいけど、でもこれが意外と大事だったりするんです。
冬の朝って、気温だけじゃなく心まで冷たくなりがちなんですよね。
そんな中で、車に向けてほんの少しだけ優しい気持ちを向けると、不思議と自分の心がほぐれていく。
これはもう習慣というより“儀式”ですね。
■ 2. エンジン音と向き合う時間が好きになってしまった
冬はエンジンがちょっと重い感じがします。
いつもよりクランキングの音が長くて、「がんばれ」と思いながらキー(またはスタートボタン)を押す。
これがね、嫌いじゃないんですよ。
夏のエンジンは軽快で元気。
でも冬のエンジンは「よいしょ」って腰を上げるような、なんか人間味がある。
車って機械なのに、“季節を感じる”って面白いですよね。
エンジン始動後の数十秒は僕にとって「車と呼吸を合わせる時間」。
アイドリングの振動、排気音の乾いた感じ、オイルが回っていく気配…
そういうものを体で感じながら、「今日も安全運転でいこう」と気持ちを整えていくんです。
冬はただの“暖気”じゃなくて、“心のウォームアップ”の時間でもある。
それに気づいたときから、エンジン音を聞く時間が好きになりました。
■ 3. 「冬の道」には冬だけの静けさがある
冬の道路って、音が違うんですよね。
路面が乾いていても、タイヤの転がる音が少し高くなる。
雪が舞っている日は、音が吸い込まれたように静かで、車内の空間がやけに落ち着く。
夏は窓を開けて風を感じたり、虫の音や街の音が混ざったりするけど、冬は音の世界がすごくシンプル。
だからこそ、運転していると“自分の心の声”が聞こえてくるんです。
気持ちが整理できたり、答えが出なかった悩みにふと答えが見つかったり。
僕は冬のドライブを「走る瞑想」と呼んでいます。
車は目的地に向かって進むけど、心は自分の内側に向かう。
この感覚を知ると、冬の運転がただの移動じゃなくなるんですよ。
■ 4. 冬は“車との共同作業”が多いから距離が縮まる
冬は、正直手間が増えますよね。
霜取り、タイヤチェック、空気圧、暖房、バッテリー管理…
まあ、面倒っちゃ面倒です。
でも、手間って「愛着」を育てるんですよ。
手をかけた分だけ、その車と一緒に冬を乗り越える仲間のような気持ちになっていく。
たとえば、冬の朝のフロントガラスの霜取り。
あれはただの作業のようでいて、実は「車との一日の始まりの会話」だったりする。
タイヤの空気圧チェックだって、冬は特に重要。
数値を見ると「ああ、やっぱり冬なんだな」と感じるし、
空気を足しながら「よしよし、これで安心だな」と思える。
こういう小さな手間が積み重なることで、
冬は「車と一緒に頑張ってる季節」になるんです。
■ 5. 冬だから見える景色がある
僕が冬のドライブを好きな理由の中で、一番大きいのがこれ。
冬の景色って、どこか“本音”が見えるんですよ。
木々は葉を落とし、街はくっきり輪郭を見せて、空は澄んでいる。
飾り気がなくて、素のままの日本の景色がそこにある。
冬の光って、妙に胸に刺さる美しさがあります。
特に夕方の高速道路。
冷たい風がフロントガラスを流れていき、赤みがかった夕日が道路を照らし、
街灯がポツポツとつき始めるあの時間。
車の中にいるのに、どこか「旅に出ている」ような気分になるんですよ。
■ 冬は車と向き合えて、自分とも向き合える季節
冬のドライブって、たぶん効率だけで考えると一番面倒な季節なんですよ。
でも、手間が増えるからこそ感じられることがある。
慎重さが必要だからこそ得られる景色がある。
静けさが深くなるからこそ、自分の心の声が聞こえる。
冬は車と向き合えて、
そして自分とも向き合える季節なんだと思います。
だから僕は毎年、冬が来るのが楽しみで仕方ないんです。
■ まとめ:冬のドライブが好きだと胸を張れる理由
- 車との距離が近くなる
- エンジン音や振動に“季節の声”を感じられる
- 道路の静けさが、自分の心を整えてくれる
- 手間が愛着に変わる
- 冬にしか見えない景色がある
冬のドライブが好きだと言うと、よく「物好きだね」と言われるけど(笑)、
僕は胸を張ってこう言います。
「冬は車の本当の姿が見える、大切な季節なんですよ」
あなたも、今年の冬は少しだけ車との距離を近くしてみませんか?
きっと、今まで見えていなかった景色に出会えるはずです。






