【土曜日】今週をなんとか走り切った車内で思ったこと

【土曜日】今週をなんとか走り切った車内で思ったこと

土曜日の朝は、
平日よりも静かなはずなのに、
なぜか少し重たい。

目覚ましをかけなくても目は覚める。
でも、すぐに起き上がる気にはならない。
体のどこかに、まだ一週間分の疲れが残っている。

仕事始め最初の週。
長かったようで、短かった。
短かったようで、やっぱり長かった。

正直に言えば、
「よく頑張った」と胸を張れる感じでもない。
かといって、何もしていないわけでもない。

ただ、
一週間が終わった。
それだけのことなのに、
それがやけに大きく感じる。

仕事始めの一週間は、達成感が分かりにくい

仕事始め直後の一週間って、
成果が見えにくい。

新しいことを始めたわけでもないし、
大きな山を越えたわけでもない。
むしろ、思い出して、慣らして、戻していく作業がほとんどだ。

だから、
週末になっても、
「やり切った!」という感じにはならない。

どちらかというと、
「やっと終わった」という感覚に近い。

でもそれは、
決して悪いことじゃないと思っている。

やっと終わった、と思えるということは、
ちゃんと一週間を過ごしたということだから。

土曜日なのに、まだ平日の気配が残っている

土曜日の街を走っていると、
平日と休日が混ざったような空気を感じる。

通勤の車は減っているのに、
完全に空いているわけでもない。
人の動きも、どこか中途半端だ。

たぶんみんな、
同じような状態なんだと思う。

休みではあるけど、
完全に切り替えきれていない。
仕事のことを考えないわけでもない。

この「土曜日だけど平日が残っている感じ」は、
仕事始め最初の週ならではだ。

車に乗ると、一週間が一枚の塊になる

土曜日に車に乗ると、
平日の出来事が、
一気にまとめて思い出される。

月曜日の朝の重さ。
火曜日のだるさ。
水曜日の「まだ半分か」という気持ち。
木曜日の、少し慣れてきた感じ。
金曜日の、なんとか持ちこたえた感覚。

それぞれは細かい出来事なのに、
車内で思い返すと、
一週間が一枚の塊になる。

「今週はこういう週だったな」
そんなふうに、ざっくりと捉えられる。

それが、
少しだけ楽になる。

「頑張ったかどうか」より「終えたかどうか」

土曜日になると、
つい自分に問いかけてしまう。

「今週、ちゃんと頑張ったかな」

でも、
この問いは、あまり優しくない。

頑張ったかどうかは、
基準が曖昧だし、
どうしても厳しくなりがちだ。

それよりも、
「今週、終えたかな」くらいでいい。

仕事始めの一週間は、
特にそうだ。

終えた。
ちゃんと月曜から金曜まで、
会社に行って、帰ってきた。
それだけで、十分だと思う。

土曜日の車内は、少しだけ誇らしい

自分では気づきにくいけど、
土曜日の車内には、
少しだけ誇らしさがある。

派手な誇らしさじゃない。
誰かに見せるようなものでもない。

「今週、よくやったよな」
と心の中で小さく言えるくらいの、
控えめな誇らしさ。

それは、
車という密室だからこそ、
素直に感じられるものかもしれない。

まだ休みきれなくてもいい

土曜日だからといって、
完全にリラックスできなくてもいい。

仕事のことが頭をよぎってもいいし、
来週のことを考えてしまってもいい。

無理に「休日モード」に入らなくても、
自然に緩んでいけばいい。

仕事始めの最初の週を越えたばかりなら、
なおさらだ。

車を停めると、一週間がちゃんと終わる

少し走って、
車を停める。

エンジンを切った瞬間、
一週間が、ちゃんと終わった気がする。

家に帰れば、
まだやることはあるし、
完全に休めるわけでもない。

それでも、
「区切り」はついた。

この区切りがあるから、
また次の一週間が始まる。

とりあえず走り切った、それでいい

仕事始め最初の一週間。
特別なことはしていない。
劇的な成長もない。

でも、
とりあえず走り切った。

それは、
ちゃんと評価していいと思っている。

土曜日の朝、
車に乗りながら、
そんなことを思った。

この感じは、
たぶん来週になれば、
少しずつ薄れていく。

だからこそ、
今だけは、
この「走り切った感じ」を、
そのまま味わっておきたい。

仕事始めの一週間は、
これで終わり。

それだけで、
今日は十分だ。