高速道路の料金所での支払い方法には、「現金払い」と「ETCカード」の2種類があります。中でも近年では、ETCカードの利用が一般的になりつつあり、多くのドライバーがその利便性やお得さを実感しています。しかし、まだ現金払いを続けている方も多く、「実際のところ、ETCカードってそんなにいいの?」「本当にお得なの?」と疑問を持つ方も少なくありません。
そこでこの記事では、現金払いと比べた際のETCカードの具体的なメリットを5つ厳選してご紹介し、どちらがお得なのかを徹底解説します。これからETCカードを作ろうか悩んでいる方、現金派から乗り換えを検討している方は必見です!
メリット1:料金所でのスムーズな通過が可能
ETCカードの最大のメリットのひとつは、「料金所での待ち時間が大幅に短縮される」点です。
現金払いでは、料金所で一旦停止し、係員に現金を渡してお釣りを受け取るという一連の手間が発生します。そのため、混雑する時間帯や連休中などは、現金レーンに長蛇の列ができてしまうことも。
一方、ETCカードを使えば、ETC専用レーンをノンストップで通過できます。高速道路によく乗る人にとっては、これだけで大きな時間の節約になります。
メリット2:ETC割引制度が利用できる
ETCカードを使うことで、「深夜割引」「休日割引」「平日朝夕割引」などの各種ETC割引制度が自動的に適用されます。
例えば、深夜0時〜4時の間に高速道路を走行すれば30%割引、休日には特定の地方路線で30%の割引が適用されることもあります。現金払いではこれらの割引は適用されないため、同じ距離を走っても料金に大きな差が出てくるのです。
さらにETC2.0対応車両であれば、新たな割引制度やサービス(例えば「圏央道割引」など)も利用可能になります。
メリット3:ETCマイレージサービスでポイントが貯まる
ETCカードを利用することで、「ETCマイレージサービス」というポイント制度に登録できます。これは、高速道路を走るごとに料金の一部がポイントとして還元され、一定のポイントが貯まると通行料金として利用できる仕組みです。
現金払いではこのようなポイント制度は存在しないため、頻繁に高速道路を利用する方にとってはETCカードのほうが圧倒的にお得と言えるでしょう。
メリット4:車載器連携でドライブが快適に
ETCカードは専用の車載器と連携して使うことで、より快適なドライブを実現します。特に「ETC2.0」に対応した車載器では、渋滞回避支援や安全運転支援などの高度な情報サービスも受けられます。
これにより、リアルタイムでの渋滞情報、通行止め情報の受信、さらに一部のスマートインターチェンジを使った時短ルートなど、単なる支払い手段を超えた利便性を体感できます。
メリット5:キャッシュレスで支払いがラク&家計管理も簡単
ETCカードを使えば、現金を用意する必要がなく、キャッシュレスでのスムーズな支払いが可能です。
また、クレジットカード一体型のETCカードであれば、月ごとの利用明細がクレジットカードと一緒に届くため、家計簿アプリなどでの自動連携もしやすく、経費管理や交通費精算がとてもラクになります。
現金払いと比較してどっちがお得?
ここまでの内容からも分かるように、ETCカードは現金払いと比べて、時間的・金銭的・機能的な面で圧倒的に優れています。
特に、以下のような方にはETCカードの利用を強くおすすめします:
- 通勤や出張などで高速道路を頻繁に利用する方
- 休日のドライブや旅行が多い方
- 車の維持費を少しでも節約したい方
- キャッシュレス生活を取り入れている方
ただし、年に数回しか高速道路を使わない、車載器がついていないという方は現金払いでも大きな損はないかもしれません。しかし、今後の利便性や割引制度の拡充を考えると、ETCカードを持っておいて損はありません。
まとめ:ETCカードは現金払いより断然お得!
ETCカードには、現金払いにはない多くのメリットがあります。特に時間とお金の節約、そして便利さという点では、ETCカードが圧倒的に有利です。
これから高速道路の利用が増える予定の方や、もっと快適なドライブを目指す方は、ぜひETCカードの導入を検討してみてください。