ETCXとはETCで道路以外の料金が払えるサービス

ETCX

「ETCX」とは、ETCの手軽さを生活シーンにまで拡大することを目的とした新たなサービスのことです。高速道路の料金口でETCを使うのと同じ感覚で、ドライブスルーやガソリンスタンドなどでキャッシュレス&タッチレス決済が可能になるというもの。

ハンドルから手を離すことなく、小銭を用意したり後ろのクルマを気にしたりといったストレスから解放される、運転席でキャッシュレス決済ができます。

まだこれから拡大していくサービスですので、試行錯誤が続くかも知れません。よほどメリットが感じられないと普及するには厳しい現実が待っています。

はたしてどうなるか・・・

そんな現時点で利用できる施設は少ないですが、使い方はETCカードとクレジットカードを用意そます。

ETCXの公式WEBページへアクセスしてから、必要情報を入力フォームへと打ち込みます。この作業は約5分で登録完了します。

WEBページでの登録後、登録したメールアドレスへメールでお知らせ。内容を確認の上、ETCカードをクルマの車載機へセットすれば使用可能になります。

ETCXの近況 2021年7月時点

2017年から2020年にかけて試行運用を実施しました。駐車場として2017年に新静岡セノバ駐車場(静岡市葵区)や、名鉄協商パーキング藤が丘effe(名古屋市名東区)。2019年にカーフェリーとして川崎近海フェリー 八戸埠頭(青森県八戸市)、2020年にドライブスルーとしてケンタッキーフライドチキン相模原中央店(相模原市中央区)。

第1弾として、新名神高速道路の鈴鹿パーキングエリア(上り線)のピットストップSUZUKAのドライブスルーで、第2弾として7月1日からは静岡県の伊豆中央道と修善寺道路の各料金所に導入。有料道路としては日本初の導入となりました。

現時点では利用できるのはこの2か所のみ。将来的にはマンションや工場などへの入退管理や、一般道の混雑緩和を目的として、混雑する道路で通行量を徴収する道路課金なども可能としている。

今後は、3年以内を目処に100カ所、10万人の会員獲得を目指す。将来的にはETC会員4,000万人のうち、1/4の1,000万人の獲得を目指し、10,000カ所での利用を目指しています。

※ETCXとは

ソニーペイメントサービス、メイテツコム、沖電気の他、中日本高速道路、三菱プレシジョン、オリエントコーポレーションが「ETCX運営協議会」を組成し、今後も各社が協力してサービスを提供していく。また、ETCソリューションズは、ソニーペイメントサービス、メイテツコム、沖電気工業の3社が共同で2020年10月に設立した、ETC多目的利用サービス事業を展開する会社で、ソニーペイメントサービスの子会社


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