
【2025年最新版】冬の車トラブルは保険とロードサービスでどこまでカバーされる?補償内容と選び方
「冬ってなんでこう車のことでドキッとする瞬間が増えるんだろ…?」
そんなふうに思ったこと、ありませんか?
朝エンジンがかからない。雪道でツルッと滑りかける。
ウォッシャー液が凍って前が見えない。寒さでタイヤの空気圧がガクッと減る。
気温が落ちるだけで、車ってこんなに機嫌悪くなるの?ってくらい冬はトラブルが増える季節です。
でも、トラブルそのものよりも怖いのは、「これ保険で対応できるの?」「ロードサービスって無料なの?」
といった、いざという時にパッと判断できない“モヤモヤ”なんですよね。
僕自身、昔は保険のパンフレットを読んでもチンプンカンプンで、
「結局なにが無料で、どこから先が有料なの?」ってずっと不安を抱えていました。
でも冬こそ、保険とロードサービスがあなたを守ってくれる一番の味方なんです。
そして正しく理解していれば、想像以上に安心して冬のドライブを楽しめます。
この記事では、あなたと同じ目線で、難しい専門用語をかみ砕きながら、
“冬の車トラブルって保険でどこまで助けてもらえるの?”という根本の疑問を一緒に整理していきます。
冬のドライブを不安じゃなく、ワクワクで楽しんでほしい。
そんな気持ちで、今日もこの記事を書いています。
冬に多い車トラブルと「これ保険でいける?」という永遠の疑問
まずは、冬にとくに多い車トラブルをざっくり挙げてみますね。
これ、どれも毎年問い合わせが急増する“定番の冬トラブル”です。
- バッテリー上がり
- 凍結路面でのスリップ事故
- 雪道でスタック(タイヤが空回りして動けない)
- ウォッシャー液凍結・ワイパー凍結
- タイヤのパンク・バースト
- キー閉じ込み・スマートキー電池切れ
- ガス欠
- 冷却水凍結
そしてこの中で特に多い質問が、「これって保険で対応できるの…?」というやつ。
結論から言うと、保険とロードサービスの境界は“明確にある”んですが、
ほとんどの人がそこを曖昧にしたままなんですよね。
でも安心してください。この記事を読み終えた頃には、
「あぁ、そういうことだったのか」とスッキリ理解できるはずです。
まず押さえておくべき「保険」と「ロードサービス」の違い
ここ、多くの人が混同している部分なので、最初に整理しておきます。
◆ 保険とは → “損害が発生した時の補償”
事故で車が壊れた、人にケガをさせてしまった、ものを壊した…。
そういう「被害が発生した時」に使うのが保険です。
◆ ロードサービスとは → “困った時に助けに来てくれるサービス”
バッテリーが上がった、キー閉じ込め、タイヤがパンクした、ガス欠…。
こういった“走れなくなったときの救援”がロードサービスの役割です。
つまり、壊れたら保険・困ったらロードサービスというざっくり理解でOKです。
ただし、ここからが重要。
**ロードサービスは“保険会社によって無料範囲がぜんぜん違う”**ということ。
保険を選ぶうえで、このロードサービスの違いはめちゃくちゃ大事なんです。
冬の車トラブルは「どこまで無料?」を知るのが一番の安心材料
ではここから、冬に多い定番トラブルごとに、
保険とロードサービスがどこまで対応してくれるのかを具体的に見ていきます。
ただ、ここでも「専門用語は極力ナシ」でいきます。
読んでいてストレスのない文章を心がけますのでご安心ください。
【1】バッテリー上がり → ほぼ全社ロードサービスで無料
冬のトラブルNo.1ですが、これは基本的にロードサービスで無料対応です。
◆ 無料でできること
- ジャンプスタート(バッテリーをつないでエンジンをかける)
- 点検(その場で簡易的に状態を確認)
「とりあえずエンジンだけかけたい!」という状況ならこれでOKです。
◆ 有料になること
- バッテリーそのものの交換(部品代+工賃)
- 遠方へレッカー移動が必要な場合(無料距離を超えたら有料)
実はバッテリー交換を無料でしてくれる保険会社は存在しません。
ここは勘違いしている人が多いです。
【2】雪道でスタック → 実は“無料で救援してくれる保険会社が多い”
「雪にはまって動けないやつね…」と思った方、その通りです。
このスタック救援は、無料で対応してくれる保険会社が多いです。
◆ 無料対応が多い作業
- 車を押し出す
- タイヤの下に敷物を入れて脱出補助
- 軽い牽引で道路へ戻す
ただし、保険会社によってルールが違います。
◆ 要注意ポイント
雪道で何十メートルも深い位置まで引き上げるような作業は、
「特殊作業」とみなされて有料になる場合があります。
でも普通のスタックならほとんどの場合は無料で助けてもらえるので安心してください。
【3】凍結路面でスリップ事故 → 修理費は保険、応急対応はロードサービス
冬に一番怖いのがこれですね。
凍結路面でツルッといってぶつけてしまう事故。
結論はシンプルで、
・修理費 → 自動車保険
・その場の対応 → ロードサービス
です。
◆ 保険で出るもの
- 自分の車の修理代(車両保険に入っている場合)
- 相手の車の修理代
- 相手のケガへの補償
◆ ロードサービスが対応するもの
- レッカー移動(一定距離までは無料)
- 応急作業
逆にいうと、車両保険に入っていない人は“自分の車の修理費が出ない”ので注意!
冬だけは、車両保険のありがたみが身に沁みます…。
【4】パンク・バースト → 応急処置は無料 / タイヤ交換は有料
冬はタイヤが冷えて空気圧が下がる、路面に落下物が増えるなど、パンクが増える時期です。
◆ 無料で対応できること
- スペアタイヤへの交換
- パンク応急処置(応急プラグ修理など)
ただし、タイヤそのものの新品交換は完全に有料です。
【5】キー閉じ込み・スマートキー電池切れ → 開錠は無料。ただし例外あり。
「車に鍵を閉じ込めた」「ボタンが反応しない」
これも冬の定番トラブルです。
◆ 無料で対応してくれる内容
- ドアの開錠作業
- スマートキー電池切れ時の応急対応
◆ 有料になる場合
- 高級車で特殊な開錠が必要なケース
- 鍵が完全に破損している場合
このへんは保険会社ごとの差が大きいので、契約中の保険の内容を一度見ておくのが安心です。
【6】ガス欠 → 給油作業は有料の会社が多い
「まだいけるっしょ!」という謎の自信が裏目に出るのがガス欠。
冬の渋滞で動かないままジワジワ燃料が減って、気づいたらアウト…というパターンです。
結論としては、
・レッカー移動 → 無料(距離制限あり)
・給油作業 → 有料であることが多い
です。
ただし最近は、一定量なら無料で燃料を持ってきてくれる保険会社も増えてきています。
ロードサービスの無料範囲は“保険会社でまったく違う”という事実
ここが一番重要です。
同じ「ロードサービス付き自動車保険」でも、無料範囲が会社によって全然違います。
たとえば、
- レッカー無料距離 → 10kmの会社もあれば100kmの会社もある
- スタック救援 → 無料の会社もあれば有料の会社もある
- ガス欠 → 燃料無料の会社もあれば有料の会社もある
つまり、
**冬に強い保険=ロードサービスが手厚い保険**
と言っていいんです。
冬に強い保険を選ぶポイントは「3つだけ」でOK
難しく考える必要はありません。
冬に強い保険を選ぶには、この3つだけ押さえておけば大丈夫です。
① レッカー無料距離が長いこと
最低でも50km以上。100kmなら理想。
② スタック救援が無料であること
雪国やスキー場に行く人は絶対に確認。
③ ガス欠時の燃料サービスが無料(または格安)
冬の渋滞は想像以上に燃料を奪います。
結論:冬こそ保険とロードサービスが“あなたの味方”になる季節
冬は車にとって厳しい季節です。
だからこそ、保険とロードサービスの正しい理解=安心につながるんですよね。
この記事を読んで、
「あぁ、そういう仕組みだったのか」「ちょっと見直してみようかな」
そんなふうに思ってもらえたら嬉しいです。
そして最後にひとつだけ。
冬のトラブルは、ほとんどが「早めの準備」で回避できます。
・バッテリーは3年以上なら交換を検討
・タイヤの空気圧チェック
・ウォッシャー液を冬用に
・保険のロードサービス内容を確認
この4つを押さえるだけで、冬のドライブは見違えるほど安心になります。
あなたの冬が、ヒヤヒヤじゃなくてワクワクで満たされますように。
安全で、快適な2025年の冬を楽しんでくださいね。






