
寒い平日の夜、外に出る理由が見つからない日の話
2月に入って、
夜の寒さが、少し本気を出してきた。
昼間はなんとかなる。
仕事をしていれば、
寒さのことを考える暇もない。
でも、
夜になると違う。
家に帰って、
一息ついた瞬間、
もう外に出たくなくなる。
車に乗る理由が、見つからない夜
これまでは、
平日の夜に、
自然と車のキーを手に取っていた。
特別な理由はなくても、
「少し走ろうかな」と思えた。
でも今日は、
その気持ちが出てこない。
寒い。
それだけで、
十分な理由になってしまう。
「動かない」という選択
外に出ないことを、
どこかでサボりだと思っていた。
せっかくの夜なのに。
せっかく車があるのに。
でも、
この寒さの中で、
無理に動く必要はあるんだろうか。
今日は、
動かないという選択をしてみる。
冬の夜は、行動を減らす季節だ
考えてみれば、
冬は、
行動が減る季節だ。
日が短くて、
寒くて、
身体も重い。
それを無視して、
一年中同じように動こうとするほうが、
無理がある。
家の中で、夜を終える
暖房をつけて、
コートを脱ぐ。
外の冷たい空気から、
完全に切り離される。
この瞬間、
「あ、今日はこれでいいな」と思う。
車に乗らない夜にも、価値はある
車に乗らないと、
整わないわけじゃない。
外に出ないと、
気分転換できないわけでもない。
ただ、
今日は家の中で、
静かに夜を終える。
それだけで、
十分な日もある。
何もしない夜は、思考も静かだ
走らないから、
考えない。
考えないから、
疲れない。
今日は、
一日を整理しなくてもいい。
そのまま終わらせていい。
「今日はこれ以上動かない」と決める
この決断は、
意外と気持ちがいい。
もう何も足さない。
もう何も頑張らない。
夜に、
これ以上の予定を入れない。
冬は、立ち止まる練習の季節
春や夏は、
動く練習の季節だ。
でも冬は、
立ち止まる練習の季節かもしれない。
無理に前に進まなくても、
ちゃんと時間は流れる。
車がなくても、日常は続く
このサイトは、
車の話を書く場所だ。
でも、
車に乗らない夜も、
日常の一部だ。
そのことを、
今日はちゃんと書いておきたかった。
寒い夜は、閉じる勇気も必要だ
夜を広げるより、
閉じるほうが、
楽な日もある。
今日は、
閉じる日だった。
明日になれば、また違う
明日になれば、
また車に乗りたくなるかもしれない。
それでいい。
今日は、
寒い平日の夜だった。
外に出る理由が見つからない日も、
ちゃんと日常だ。
そんな夜の話。






