3月は、まだ始めなくていい

3月は、まだ始めなくていい

3月になると、
どこからともなく、
「始めなきゃ」という空気が流れてくる。

新年度。
新生活。
新しい目標。

まだ何も始まっていないのに、
気持ちだけが急かされる。

春は、前向きであるべきという圧

春は前向き。
春はスタート。
春は変化。

そんな言葉が、
当たり前のように並ぶ。

でも、
本当にそうだろうか。

3月は、まだ途中だ

桜はまだ満開じゃない。
朝はまだ寒い。

春と言い切るには、
少し早い。

3月は、
冬と春のあいだだ。

途中の月だ。

途中で、無理に始めなくていい

途中にいるときは、
様子を見てもいい。

流れを感じてもいい。

何かを始めるのは、
もう少し先でもいい。

車は、急がなくていい時間をくれる

車に乗っていると、
「今すぐ決めろ」とは言われない。

ただ、
今いる場所から、
少しだけ移動する。

それだけで十分だ。

始めないという選択

始めることが正解、
という空気の中で、

始めない、という選択は、
少し勇気がいる。

でも、
それも立派な判断だ。

3月は、考えるための月

動く前に、
少しだけ立ち止まる。

何を変えたいのか。
何を変えなくていいのか。

それを見極める時間が、
3月にはある。

焦りは、春の副作用かもしれない

暖かくなると、
体も気持ちも動き出す。

でも、
その勢いがそのまま正解とは限らない。

勢いは、
あとからついてくることもある。

夜のドライブは、まだ静かだ

3月の夜は、
少し柔らかいけど、
まだ静かだ。

急発進しなくていい。
遠くまで行かなくていい。

ゆっくり走ればいい。

始めなくても、春は来る

何かを始めなくても、
季節は進む。

桜は咲くし、
新年度は始まる。

自分だけが、
少し遅くてもいい。

3月は、まだ準備段階

本格的なスタートは、
もう少し後でいい。

今は、
空気を感じるだけでいい。

車を降りるとき、何も決めていなくてもいい

その夜も、
何も決めなかった。

新しい目標も、
新しい挑戦も、
決めなかった。

でも、
それで十分だった。

3月は、まだ始めなくていい

急がなくていい。
焦らなくていい。

3月は、
まだ始めなくていい。

そのくらいの余白が、
春にはちょうどいい。