ETCからETC2.0へ。ETC割引料金は変わりませんが、約9割の普及率で料金書をノンストップで通過できても、日本は下記にあるように都市間の移動に時間がかかりすぎています!
これには理由があって、全ての道路に対する高速道路の延長割合がたったの0.7%で、高速道路も上下3車線以下が31.9%と整備されていないから。ETCが100%普及しても解決できない問題なんです。
これは中国の高速道路の橋です。日本は国土が狭いから仕方ないにしても、中国なんて一般道でも3車線はだいたいあるし、高速道路なんて3車線以上が一般的です。こちらは国土が広く土地が余っているからね。
また、日本ジン1人当たりの年間渋滞時間損失時間は約40時間にも上がり、乗車時間約100時間の4割にもなっています。欧米の場合は約2割と言いますから、その倍という事になります。そこで、こんなんじゃいかん!ってことで既存の道を賢く使うETC2.0の活用が始まりました。