ETCカードは何枚持つべき?複数枚持ちのリスクと年会費有料化・更新停止の体験談

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ETCカードは何枚持つべき?複数枚持ちのリスクと年会費有料化・更新停止の体験談

ETCカードを複数枚持っている方は意外と多いのではないでしょうか。

クレジットカードの枚数が増えるにつれて、紐づいているETCカードも自然と増えていく。気づいたら何枚か手元にあった、という状況です。ただし「持っているだけ」の状態が続くと、思わぬところで問題が起きることがあります。

私自身も3枚のETCカードを持っています。それぞれ別のクレジットカードに紐づいている形です。ただ実際に使っているのは1枚だけで、残り2枚はずっと予備として引き出しの中に眠っていました。

そんなある日、予備のETCカードの1枚について「年に1回以上使用がない場合、年会費が有料になります」という案内が届きました。これをきっかけに、ETCカードの複数枚持ちについて改めて考えることになりました。


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ETCカードが複数枚になる理由

ETCカードが複数枚になる理由は、ほとんどの場合「気づいたらそうなっていた」というものです。

クレジットカードを新しく作ると、ETCカードも一緒に申し込む、あるいは後から追加する、というケースが多いと思います。特に年会費無料のETCカードであれば、「とりあえず作っておこう」という感覚で申し込んでしまいがちです。


ETCカードを複数枚持つメリット

ETCカードを複数枚持つことには、一定のメリットがあります。そもそも、ETCカードは1人で何枚持っても問題ありません。クレジットカードごとに紐づけられたETCカードを複数枚保有することは、制度上まったく問題ないルールです。

メインで使っているカードを紛失したり、カードのICチップにエラーが出たりした場合に、すぐに別のカードで対応できます。高速道路の入口でETCカードのエラーが出ると、後続車への影響もあり非常に焦ります。そういった緊急時のバックアップとして予備のカードを持っておくのは、理にかなった考え方です。

ただし、複数枚持つことにはリスクもあります。それが年会費の問題と、未使用による更新停止です。


年会費無料の条件に注意

ETCカードの多くは年会費無料で発行されますが、一部のカードは一定期間使用がないと年会費が有料になる条件が設定されています。

よく見落とされがちなのが、申し込み時の「年会費無料条件」の細かい注記です。最初から完全無料のカードもあれば、年1回以上の利用を条件に無料になるカードもあります。申し込み時に確認していても、数年後には条件を忘れてしまうことが多いです。

具体的な条件はカードによって異なりますが、よくあるのが「年に1回以上のETC利用がない場合、翌年度から年会費が発生する」というものです。

普段から高速道路をよく使う方でも、使っているのが特定の1枚だけであれば、予備として持っているカードには利用履歴が積み上がりません。結果として、知らないうちに有料化の条件に該当してしまうことがあります。

複数枚持ちの方がやりがちなのが「存在を忘れる」ことです。予備として引き出しにしまっておくと、そのカードの年会費条件も有効期限も意識から外れていきます。気づいた時には有料化されていた、あるいは有効期限が切れていた、というのはよくあるパターンです。


実際に起きたこと|年会費有料化の案内と更新停止が重なった

私が体験したのは、まさにこのパターンでした。

予備として持っていたETCカードのうち1枚から「年に1回以上使用がない場合、年会費が有料になります」という案内が届きました。

まずカードを探しました。ところが引き出しのどこを探しても見当たりません。

しばらく探してから気づきました。数か月前に同じカード会社から別の案内が届いていたことを。内容は「しばらくご利用がないため、ETCカードの更新を行いませんでした」というものでした。カード会社側が更新を自動停止していたのです。長期間使用のないETCカードについては、こうした対応をするカード会社もあります。セキュリティ面での配慮や、管理コストの観点からの判断と思われます。

つまり、カードの更新タイミングと年会費有料化の案内が、ほぼ同じ時期に来ていたのです。更新されていないということは、手元にあったカードはすでに有効期限切れ。新しいカードも発行されていない。

結果として、有料化の条件を気にする必要がそもそもなくなっていました。カードが存在しないので年会費もかかりません。若干拍子抜けではありましたが、整理されたとも言えます。


使っていないETCカードは自然と整理される?

今回の経験で気づいたことは、使っていないETCカードは自然と整理される仕組みになっている、ということです。

カード会社側も、長期間未使用のカードについては更新を行わない判断をすることがあります。利用者側が意識しなくても、ある程度は自動的に整理されていきます。

ただし更新停止のタイミングは、カードの有効期限に依存します。有効期限が来るまでの間は、年会費が発生している可能性があります。

今回は年会費有料化の案内と更新停止のタイミングがたまたま重なりましたが、逆のパターン、つまり有料化が先に来て更新はまだ先、というケースもあります。その場合は有料化前に自分で解約するか、1回だけ使用して条件をリセットするかの対応が必要です。1回だけ使用する方法としては、近距離の高速道路を利用するか、ETCカードが使えるコンビニや駐車場での支払いに使うという方法もあります。ただし対応しているETCカードかどうかは事前に確認が必要です。


ETCカードの適切な管理方法

今後は予備のETCカードが1枚になりましたが、それで十分だと感じています。本当に使っているのがメインの1枚だけなので、バックアップとして1枚あれば対応できます。

ETCカードを複数枚持つこと自体は問題ありませんが、持ちっぱなしにせず定期的に状況を確認しておくのがおすすめです。特に確認しておきたい点は次の通りです。

  • 各カードの有効期限と年会費の条件を把握しておく
  • 年1回以上の利用条件があるカードは、意識的に使うか解約を検討する
  • カード会社からの案内は見落とさないようにする
  • 使っていないカードは思い切って解約するのも選択肢のひとつ

ETCカードは高速道路を走る際の大切なツールです。いざという時に使えない状態になっていた、ということのないよう、定期的な確認をおすすめします。


まとめ

ETCカードを複数枚持つこと自体は問題ありませんが、使っていないカードは年会費有料化や更新停止のリスクがあります。特に年会費無料の条件が「年1回以上の利用」になっているカードは注意が必要です。

今回のように、更新停止と有料化の案内が重なってたまたま問題にならなかったケースもありますが、タイミングによっては予期せぬ費用が発生することもあります。

なお、ETCと現金払いでは高速料金の割引適用に大きな差があります。ETCと現金払いの違いは?料金差はいくら損する?もあわせて確認してみてください。

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